英語圏の海外赴任で子供の学校を選ぶポイント

海外赴任が決まると、ご両親はまず真っ先に「子供の英語は大丈夫だろうか」と不安になると思います。

急に赴任が決まることが多いので、前もって子供に英語を習わせていた、というご家庭は少ないかもしれません。 ここでは主に英語圏の海外赴任についてお話したいと思いますが、例えばアメリカだと子供を現地の学校に行かせるか、それとも日本人学校へ行かせるかの選択肢があります。

どちらを選ぶかによって「英語力がかなり必要か」「それほど必要でなくなるか」に分かれます。

海外赴任出発前に英会話を短期で身につけるための教材なども出ていますので、日本で英語力をつけるのが学校選びにも大きく影響してきます。

英語が不安だから、というそれだけの理由で、すぐに日本人学校を選択するのは、せっかくの海外経験を逃すことになる場合もあります。

どちらを選ぶかのポイントは、おおよその海外赴任期間をもとに考慮するといいでしょう。３年かそれ以下の赴任だと、英語を習得するには期間があまりにも短すぎるのと、日本へ戻ってきた後に授業についていけないなどの問題が発生するため、日本人学校を選択することをお勧めします。

もしそれ以上の期間の赴任予定であれば、思い切って現地校へ行かせて子供に様々な体験をさせるのもいいでしょう。いずれにしても、海外で暮らすということは、大人以上に子供は不安でいっぱいです。

せっかく海外に来たのだから、と言ってお子さんの英語習得に対して焦ってはいけません。また、プレッシャーをかけてもストレスが溜まってしまいます。英語の習得よりも海外で視野を広げるという事が、子供にとって価値があることではないでしょうか。